他人との距離感覚をコントロールする方法

他人との距離感

他人との距離が近すぎていませんか?

相手との距離は、精神に影響します。
物理的な距離でも影響します。

他人にも関わらず、距離が近い人がいます。
私たちは、精神面も守るため、他人との距離を調整する必要があります。

この記事では、他人との距離感をコントロールする「魅力的な方法」を紹介します。
コミュニケーションの参考にも、お役立てください。

他人との距離が近すぎると問題になる

雪上に立つ二人の女性

他人との距離が近いと、人間の脳は、不快感を生みます。

人間は、自分が快適な領域(テリトリー)を持っています。
ちょうど動物の「縄張り」に似ています。

この領域(テリトリー)に他人が侵入すると、あなたの意志とは関係なく、脳が不快感の信号を出します。[※]

これは化学反応です。
私たちは、その「化学反応」を意志だと思い込んでいるため、気持ち次第で「不快感を抑えられる」と勘違いしています。

実際は、気持ちや意識を変えても、不快感を抑えることはできません。
よって、物理的なスペースを確保することで、自分を守る必要があります。

気づくのが難しいことを知る

領域(テリトリー)に他人が侵入することで、あなたは不快な感情になります。
不快な感情は、どこから来てるのか、気づくのが困難です。

お互いに距離を置くだけで、不快な感情がなくなる可能性もあります。

お互いの距離だけで、嫌悪感が生まれることを知っておきましょう。
上手く距離感のバランスを取る必要があります。

心理的に最適な距離を取る

しゃぼん玉の中の子ども

あなたは、最適な距離を取る必要があります。
それは、場面ごとに調整が必要です。

  • 会社では、机を置いて、向き合う程度の距離にします
  • 友人・知人関係では、握手ができる距離にします
  • 全くの他人同士であれば、握手が届かない距離を取ります

近い距離内に入ることができるのは、恋人(パートナー)同士です。

もし、会社内で同僚との距離が近いと感じるならば、社内のレイアウトを調整しましょう。
ただし、パーティション(仕切り)は、検討が必要です。

パーティションは集中するのを助け、コミュニケーションが苦手な人を救います。
一方で、コミュニケーションの敷居が高くなります。
集中用の個室があれば、ベストです。

会社のレイアウトは、相手の顔が見えないようにする

学校の授業では、前を向いている限り、他人と向き合う対象は先生だけです。

ところが会社では、他人との顔が見える位置に、机が配置されていることがあります。
これでは、快適な領域(テリトリー)は得られません。

相手と対面することは、物理的な距離が近くても、精神的な距離は近くなります。
相手の顔と対面しないように、パーティション(仕切り)などで、顔が見えないようにしましょう。
会社のレイアウトは、相手の顔が見えないように工夫してください。

近すぎる距離に注意してください

あまりに近すぎる人がいます。

そういった人は、距離が近いほど、コミュニケーションに有利だと信じています。
これは前述のように、相手の脳に不快感を与えます。

相手との関係性、社会性を考慮して、適度に距離を取ってください。

コミュニケーション方法を調整する

電話をする女性

現代社会は、インターネットの発達により、コミュニケーション方法が増えました。
これは、従来よりも心理的な距離を調整するのに役立ちます。

コミュニケーション方法は、以下のように距離感を調整できます。
(上から順番に距離が近い)

  1. 実際に会う
  2. 電話で会話する
  3. チャットをする(文字)
  4. SNSをする
  5. メールをする

私たちは、最適な距離感を選ぶことができます。

しかし、ここで問題になることがあります。
それは「片方だけが相手を知っている場合」です。

相手は、あなたのことを知らない場合があります。
しかし、あなたは相手のことを知っている場合があります。

片方だけが、相手のことを知っている場合、コミュニケーションのバランスが取れなくなります。
しかし、それに気づかず、相手に距離を詰めすぎることがあります。

コミュニケーションの原則は、相手の立場から自分を見ることです。

他人と自分が違うことを理解する

雪の中に立つ二人の女性

あなたの周りには、他人にも関わらず、距離を詰めてくる人がいるかもしれません。
そういった人がいると、疲れてしまいます。

快適な領域(テリトリー)は、人それぞれです。
文化的にも違っていて、日本人よりも欧米人の方が、近い距離を嫌がります。

相手が適度な距離を取りたい人であれば、それに従ってください。

もし、相手が距離を詰めてきたときは、丁寧に説明をしてあげてください。

「私は他の人よりも、親密な関係になるまで、時間が掛かります」

領域(テリトリー)の調整は技能です

夕陽をバックに釣りをする人たち

物理的にも、精神的にも、相手との距離を調整することは、その人の技能(スキル)です。
このスキルを磨くことで、コミュニケーション能力が向上します。

社交的な人は、適切なタイミングで、相手の懐(ふところ)に飛び込みます。
最後に「3つのヒント」があります。

あなたを触る相手には、堂々と拒否してください

会社での関係を利用して、あなたを触る人がいるかもしれません。
異性であれば、セクハラ行為です。
これは残念なことに、いまだに耳に入ってきます。

身体を触れる人は「親密な関係になりたい」と考えています。
もしくは「親密になっている」と勘違いをしています。
「相手が嫌な思いをするかもしれない」という重大な思考能力が欠けています。

触ることは、領域(テリトリー)の侵入です。
はっきりと、堂々とした態度で、「触らないでください」と伝えてください。
直接、言うのが怖い場合は、第三者を頼ってください。
上司や総務部が相談相手であれば、事態が深刻であると、態度に示してください。

あなたは近づきにくい人ですか?

他人があなたに「近づきにくい」と感じているのなら、あなたは孤独になる可能性があります。

原因を探ってみてください。
礼儀正しさ、表情、身体言語など、様々な要因があります。

身体言語は、言葉を使わないコミュニケーション方法です。
態度や表情、手足の動きなども身体言語です。

相手を引き寄せるのも、コミュニケーションスキルのひとつです。

過剰に心配しないでください

あなたは、相手の距離感が分からないので、過度に心配するかもしれません。

「自分が拒否をすれば、相手を傷つけるかもしれない」

そんなときは、小さな拒否から始めてください。
他人が勧めたものを、丁寧に拒否します。

アメ、チョコレート、コーヒーなどの食べ物を渡されたとき、それが苦手であることを伝えてください。
そして、好きなモノについては、それが好きであること、うれしいことを伝えてください。
肯定でも否定でも、相手に返すことが大切です。

最後に

あなたの周りには、距離が近い人もいれば、遠い人もいます。

コミュニケーションが上手くいかないと感じるかもしれません。
ぜひ「相手との距離感」について、見つめ直してください。