ゲームばかりしても友達の数に影響しない【研究報告】

ゲームばかりする人は友だちが少ないですか?

子どもがゲームばかりしていると、孤独になり、 友達が少なくなる。
あなたが親であれば、そう心配するかもしれません。

しかし最近の科学では、否定される傾向にあります。

研究は、「ゲームをする若者は、ゲームをしない若者と比べて、 友達が少ない」という事実がないことを見つけました。
ウプサラ大学(スウェーデン)の研究報告です。[※]

この研究は、スウェーデンの高校生、115人からの調査結果に基づく分析です。
115名のうち、およそ80%がゲームをプレイしています。
さらに43%の生徒たちは、1日に数回ゲームで遊ぶと答えています。

ゲームばかりしても孤独にはならない

結局のところ、ゲームに費やす時間と友人をつくる能力に、何の関係も見つかりませんでした。

この調査では、「たくさんゲームをする生徒は学校で孤立したり、人気が少ない」ということはありませんでした。
また、 2017年の研究調査でも、同じような報告がされています。 [※]

この2つの研究調査によって、「ゲームばかりしている若者は、友達が少なくなったり、学校で孤立することはない」ということが見つかっています。

ゲームが友達を作るきっかけになる

研究者たちは、ゲームの話題が新しい友達を作るきっかけになっていると言います。
今の大人世代でも、心当たりが多いのではないでしょうか。

もちろん、友達ができるときは、スポーツやテレビ、音楽の趣味など、多くのきっかけがあります。

しかし近年、10代の若者にとって、ゲームは大きな割合を占める文化となっています。

ゲームによって計画性が育つ

この研究調査には、続きがあります。

多くの若者は、学校での勉強やスポーツのために、ゲームをする時間を制限していることが分かりました。
ゲームのために時間を作っていたのです。

これは、「勉強や遊びの計画を立てている」という意味です。
日々の生活で、将来にも有効な計画性が身についています。

計画性は、ゲームによって育つ能力のひとつです。
また、以前の研究でも、「ゲームによって計画性が育つ」ということが報告されています。

ゲームを制限できない人

現在の科学では、それほどゲームによる悪影響は見られません。
とはいえ、ゲームをしすぎて、勉強や実生活に影響が出ている人もいるので、注意が必要です。

もし、そのような状態になっているなら、ゲームをするための時間を作る計画を立てると良いでしょう。
計画性のスキルは、社会に出て必要なものです。

逆にそれができている人は、自分の計画性に自信を持って良いでしょう。