ビジネス系の本で「靴は良いモノを履く」という話がよく出てきます。
先輩や上司から、小言で言われた人もいるかもしれません。
靴は、本当に人を判断するサインなのでしょうか？
そんな疑問に答えを出すため、ウェルズリー大学（アメリカ）の研究者らは、科学的な実験を行いました。[※]
驚くことに、いくつかのパターンで「靴が性格を表す」ことが判明しました。
言わば科学的な「靴診断」です。
目次
靴診断
ここで大切なのは、 靴を見て「性格が判断できる」ということです。
ほとんどの人は、これを知りません。
したがって、ビジネスの場で「靴を見られるか」とは、関係ありません。
つまり「良い靴を履けばビジネスで成功する」という科学的な根拠ではないのです。
それでは、どのようにして靴から性格を判断できるのでしょうか？
靴診断を見ていきましょう。
実用的（機能的）な靴
実用的な靴を履く人は、寛大な人です。
人に対する優しさを持っていて、信頼できる人でしょう。
古くても丁寧に磨かれた靴
古い靴であっても、丁寧に磨いて履いている人は、真面目で誠実な人です。
責任感もあるので、きちんとした仕事をこなしてくれるでしょう。
普段から「丁寧にメンテナンスをする」という性格そのままです。
高価な靴
これは当然ですが、高価な靴を履いている人は、お金を持っている人です。
靴にお金を掛けるのは、勇気が必要でしょう。
たしかにお金持ちは、高い靴を履くのに勇気がいりません。
コレクションとして保管するのは、実際に履くのと心理面が違います。
安い靴（サンダルなど）
安価な靴を履く人は、社会的な問題に対して敏感です。
環境問題や男女の偏見などに、立ち向かう傾向があります。
カラフルな靴
色鮮やかで派手な靴は、外向的な性格の人です。
コミュニケーション能力が高く、他人の評価を恐れません。
そんな自信からか、派手な靴を履くのに抵抗がありません。
短いブーツ
短めのブーツ（アンクルブーツ）を履く人は、ちょっと攻撃的かもしれません。
研究では、そんな傾向があるとはいえ、流行などにも影響しているでしょう。
奇抜な靴
これはちょっと驚きます。
奇抜な靴は、おとなしい性格の人だからです。
例えば、レディー・ガガ！
彼女は、外見と違う内面を持っています。
新しい靴
新しい靴ばかりを履こうとする人は、何かしらの不安を持っています。
他人の目を気にしすぎなのでしょうか？
そう考えると納得ですね。
地味な靴
地味な靴を履く人は、やや無関心な傾向があります。
外見で目立つ必要がないのでしょう。
最後に注意
最後に注意があります。
それは、詐欺師には当てはまらないということです。
詐欺をする人は、人から騙すために、お金を持っているフリをします。
高価な物を身につけたり、高級車に乗っています。
ですから、この「靴診断」に、頼り過ぎてはいけません。
あくまで参考程度にしてください。
そして「靴を変えても、自分の性格は変わらない」ということに注意してください。
靴のセレクトが性格を反映するという話です。
やはり最も良い選択は、場面に合わせた靴を履くことです！
