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私は5年以上、口閉じテープを使っています。
口閉じテープの効果が分かってきたので、詳細にレポートします。
▼これです。
口閉じテープは、睡眠の改善アイテムです。
口をテープで閉じて、鼻呼吸にします。
4年使っても、口呼吸を改善することはできませんでしたが、睡眠の質は、改善されたのが実感できます。
鼻呼吸で眠ることができるので、イビキもなくなります。
目次
どんな人が必要?
以下のような人は、口閉じテープを試しても良いでしょう。
- 十分な睡眠時間なのに眠気が残る
7〜9時間寝ているのに、日中も眠い。 - イビキをかく
口呼吸で寝ると、イビキが発生しやすくなります。また、睡眠の質が低い可能性があります。 - 頻繁に目が覚める
2時間おきぐらいに目が覚めると、睡眠の質が低いかもしれません。
ただし、口閉じテープで改善されるかどうかは、個人差があります。
口閉じテープが機能する理由
大切なのは、睡眠時間だけではありません。
たとえ8時間寝ても、睡眠の質が悪ければ、日中に眠気が襲ってきます。
理由のひとつは、酸素が足りていないことです。
口呼吸で寝ると、空気の通路がふさがれる場合があります。(個人差があります)
舌が下がるのです。
そして、イビキも出ます。
これにより、空気の通路が圧迫されて、酸素が不足します。
したがって鼻呼吸で寝ると、睡眠が改善される場合があります。
そして、イビキも止まります。
口閉じテープを4年以上使って分かったこと
結論から言うと、私には効果がありました。
今も使っています。
効果の判断は難しい
まず、睡眠の効果を判断するのは、非常に難しいです。
眠れなかった日の後は、よく眠れたりするからです。
また、外部環境要因が大きいです。
気温、部屋の換気、前日の睡眠時間、心理状態、日中の運動など、すべて睡眠の質に影響されます。
それらを長期間、テストしながら試しています。
効果あり
数年かけて、口閉じテープが本当に効いているかを試しています。
まず、口閉じテープをしていると、イビキはなくなりました。
そして外すと、イビキをしているようです。
私の場合、日中の眠気も、抑えられました。
今も、口閉じテープをしていない時は、眠気がくる場合があります。
口閉じテープをしない日は、たびたび目が覚めてしまいます。
数時間おきに目が覚めるのは、やはり日中の眠気にも影響します。
なかなか大きいレベルの改善です。
私には合っているようです。
普段の生活で試してから使う
口閉じテープは、いきなり睡眠時に試さない方がよいです。
テレビや読書など、リラックスタイムで試しましょう。
どのタイプがオススメ?
私は、ほぼ全てのタイプを試しました。
オススメは、ねむるんとkaifukuの口閉じテープです。
ねむるん(最初に買うのはコレ!)
「ねむるん」は粘着力が強く、外れにくかったです。
私も一年以上、愛用していました。
コストパフォーマンスも、最も高い部類に入ります。
一番オススメできます。
最初に買う人は、この「ねむるん」を購入すると良いでしょう。
kaifuku 口閉じテープマウスクローズ(慣れた人はコレ!)
おそらく最も粘着力が高いのがkaifukuの口閉じテープです。
試しましたが、まったく外れませんでした。
粘着力が強いので「手で外す必要がある」というのが注意点です。
ねむるんは、息苦しいとき、口の筋肉だけで外すことができます。
そのため、皮膚の弱い人は、ちょっと気になるレベルだと思います。
コストパフォーマンスは非常に高く、140枚も入っています。
口閉じテープを2枚以上貼ってる人は、kaifukuのマウスクローズ1枚で十分です。
最初に購入するなら、ねむるんです。
私は口閉じテープに慣れたので、ねむるんからkaifukuのマウスクローズに切り替えました。
セレブリーズ
セレブリーズは、少し粘着力が弱かったです。
面積が小さいため、口から呼吸が漏れることがありました。
私の購入履歴を見る限り、最も長く使っていた商品です。
このあと、ねむるんに乗り換えています。
おやすみマウステープ
おやすみマウステープは、非常に粘着力があります。
剥がれることはありませんでした。
口元が粘着しない作りです。
そのため、クチビルが気になりません。
しかし、口元が粘着しないせいか、口から呼吸が漏れることがありました。
ネルネル
ネルネルも、粘着力が少し弱かったです。
そのため、2枚重ねて使っていました。
購入履歴が2012年になっていたので、昔から存在しています。
一緒に鼻孔拡張テープを使うと良い
口閉じテープと一緒に、鼻孔拡張テープを使うと、いい感じです。
個人的には、違いが実感できるレベルです。
私は、「ブリーズライト スタンダード」を使っています。
値段も安いので、試してみると良いでしょう。
外れる場合は、あぶらとり紙を使う
ねむるんもブリーズライトも、皮膚に油分があると、外れやすくなります。
そのため、装着前にあぶらとり紙で軽く拭くと、効果的です。
とくにブリーズライトは、鼻に付けるので、油分を取った方が良いです。
寝る前に換気をする
睡眠は、酸素が大事です。
なるべく換気をしてください。
私は、寝る前に、窓を開けて換気をします。
「酸素や換気で睡眠の質が変わる」という、科学的な証拠があります。[※参考文献1][※参考文献2]
鼻が詰まっているときは使わない
私は、鼻が詰まっているときに、口閉じテープを使ってしまいました。
普通に寝るよりも、悪化しました。
鼻が詰まっているときは、横向きに寝るなどで対処しましょう。
横向きに寝るのと比べる
口閉じテープは、(舌が下がって)空気の通路が圧迫されるのを防ぎます。
ポイントは、舌が下がるのを防ぐことです。
したがって、横向きに寝ることができれば、問題ないでしょう。
横向きに寝る方が効果もあるけど…
私は、「口閉じテープ」よりも「横向きに寝る」方が、よく眠ることができます。
しかし、問題があります。
必ず寝返りを打つことになるので、ずっと横向きは難しいのです。
横向きに寝る問題点
それでは、壁に背中を当てるとどうでしょうか?
たしかに、寝返りを防ぐことができます。
しかし、肩や腰が痛くなりました。
そのため、「口閉じテープ」を使った方がラクになります。
横向きに寝るのは、効果が高いですが、継続できません。
個人差があると思いますので、いろいろ試してみてください。
口閉じテープのメリット・デメリット
私は、口閉じテープを4年以上使っています。
よくある疑問点などをまとめます。
鼻呼吸で寝られるようになる?
商品説明には、「使い続けると、鼻呼吸で寝られるようになる」という説明書きのある商品があります。
私の場合、鼻呼吸で寝られるようには、なりませんでした。
個人差があるのかもしれません。
したがって、ずっと口閉じテープを使い続けています。
苦しいことはある?
風邪などで、鼻が詰まっている時は、息苦しくなります。
寝る前に、鼻の調子を見てから、付けるかどうかを判断しています。
鼻の調子が悪いときは、付けません。
失敗することはある?
1ヶ月に1回程度の確率で、眠気を感じることがあります。
それ以外は、ほとんど良好です。
口閉じテープでイビキはなくなる?
私の場合、イビキは、ほぼゼロになりました。
使っていないと、やはりイビキが出るようです。
口閉じテープでも、イビキをかくことがある?
口閉じテープをしていても、小さなイビキをかくことがあります。
そのときは、枕の高さを低くしたり、横向きになれば、イビキもなくなります。
また、粘着力が弱く、しっかり口を閉じてない場合があります。
口閉じテープは安全ですか?
小規模な研究では、問題は起こっていません。[※参考文献3]
そもそも、口閉じテープの研究報告は、ほとんどありません。
また、子供には、使用するべきではありません。
これはアレルギーや鼻づまりの問題があるからです。
子どもは、自分でテープを外すのが困難です。
口閉じテープは科学的な根拠がありますか?
今のところ、断言できるほどの科学的な根拠はありません。
研究報告によると、改善できるという証拠は、不足しています。[※参考文献4]
他のイビキ防止グッズは効果あるか?
私は、今より眠りの質が悪くなれば、病院に行きます。
最近は、睡眠時無呼吸症候群の相談ができる医院も増えました。
私も昔、相談したことがあって、「痩せてる人は大丈夫」と、お医者さんに言われていたのです。
でも実際は、日中の眠気などに悩んでました。
この4年間で、いろいろな睡眠改善グッズを試しました。
今でも使っているのは、口閉じテープの「ねむるん」と、鼻孔拡張テープの「ブリーズライト」だけです。
個人的に効果がなかったのが以下です。
▲ 上手く行く日もあれば、口呼吸になってしまう日もありました。安定しません。
また、相当強く締めないと、鼻呼吸になりません。
▲ 装着すると、気になって眠ることができませんでした。
睡眠改善グッズは、個人差が大きいです。
そのためか、レビューが当てになりません。
高いレビューで、まったく使えないものがあります。
いろいろ試すポイント
自分にあった睡眠改善アイテムを見つけるには、ポイントがあります。
心理状態など、外部要因に気をつけてください。
不安が多いと、眠れません。
その上で、睡眠改善アイテムを試すのに、以下のポイントがあります。
- 休日に試す
悪化する場合があるので、休日に試した方が安心です。 - 決まった睡眠時間で試す
いつもと同じ睡眠時間で試さないと、効果の違いが分かりません。 - 長い期間で試す
睡眠効果は、長い期間で試さないと、判断が難しいです。
参考文献
- The effects of bedroom air quality on sleep and next-day performance
- Time in bed, quality of sleep and school functioning of children
- Novel porous oral patches for patients with mild obstructive sleep apnea and mouth breathing: a pilot study.
- Effect of mouth taping at night on asthma control–a randomised single-blind crossover study.