夜型生活の意外なメリット・デメリット

夜型生活のメリット・デメリット

最も生産効率が高いのは、午前中。
そんな話を聞いたことがあると思います。

だから早起きをして、作業は午前中にしよう!

私は、イヤというほど、そう聞かされてきました。

しかし、事実ではありません。
人それぞれで、効率の良い時間帯を持っているからです。

科学では、クロノタイプと言います。
以下の記事では、クロノタイプ別に、最も効率の良い時間帯を書いています。

しかし、夜型人間と朝型人間では、やはり朝型人間の方が有利です。

夜型生活のデメリット

まず、夜型生活には、以下のようなデメリットがあります。

  • 健康上のリスク(体内時計の乱れ)
  • 朝・昼に睡眠をとるのに、慣れていない
  • 家族や周囲の人と、生活リズムが合わない
  • 夜更かしになれると、夜に寝られない

科学的に最も注意すべきは、体内時計です。

私も夜勤の経験があります。
遮光カーテンを付けて、耳栓をしても、満足に眠ることはできなかったです。

朝・昼に睡眠をとることに、体が慣れません。

睡眠不足と体内時計の乱れは、大きな健康リスクです。
そのことが近年になって出てきたのは、科学が過小評価していたからです。

おそらく、夜勤という労働形態は減ります。
絶対に必要ではない業種から減っていくと同時に、給料も上がると予測されます。

周囲と違うことのデメリット

夜型の生活は、周囲と違う点で、やはりデメリットが多くなります。
私は夜の8時以降、作業効率が高くなるタイプです。

夜に作業をしてしまい、睡眠時間を削ってしまうことがあります。

一方で周囲の人は、夜8時以降がリラックスタイムです。
この時間帯は、テレビにしても、娯楽が充実しています。

クロノタイプを意識しながら、計画を立てる必要があるのです。
このあたりを考える手間が、夜型の人間には求められます。

夜型生活にはメリットもある

前述の通り、オススメはしませんが、夜型生活のメリットは以下です。

  • 騒音など、周囲に邪魔されない
  • 作業効率がアップする人がいる
  • 創造性が強化される人がいる

夜型人間のひとは、なぜ作業効率が上がるのでしょうか?
それは、一日の終わりが近づくからです。

緊急性効果と言って、夏休みの後半に、宿題をするのに似ています。
1日の終わりが近づけば、それが期限になります。

期限が近づいているので、過度に集中できるのです。
これは、モチベーションのコントロールです。

夜型人間はクリエイティブ?

夜型人間は、創造性に優れている可能性があります。
2006年の研究報告によって、その可能性が示唆されました。[※]

ただし、10年以上たった今も、その理由が分かっていません。
これは、話半分ぐらいに聞くレベルです。

そうはいっても、クリエイティブ職の人は、夜型生活が多いように思います。

朝型生活に変えられる

科学的には、朝型生活に変えるのは、そこまで難しくありません。
研究によると、およそ3週間程度で朝型人間に変わることができます。

最も作業効率が良い睡眠時間

世界最大規模の睡眠研究によると、最も作業効率の良い睡眠時間が見つかりました。

7〜8時間の睡眠です。[※]

9時間以上の睡眠が心配になる方は、以下の記事もご参考ください。

基本的に科学が推奨する睡眠時間は、7〜9時間です。
ショートスリーパーであっても、7時間未満の睡眠は、健康リスクがあります。

昔、ショートスリーパーは、もてはやされていました。
しかし、今の科学では、単なるリスクです。

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