踏み台昇降運動のメリット・デメリット&ステップ台の選び方

踏み台昇降運動の効果とステップ台の選び方

踏み台昇降運動のステップ台を購入して、4年ぐらい経過しました。
アマゾンプライム・ビデオを見ながら、踏み台昇降運動をしています。

運動負荷が高く、継続ができるので、かなりオススメです。

WHOは、1週間で150分の運動を推奨しています。
150分を下回ると、非常にリスクが高くなります。

1週間で150分は、1日22分です。
ただし、まとめることができます。
3日運動をしなければ、残りの4日で150分の運動をしてください。

室内運動のメリット

脳に良い食べ物は何ですか?
そう聞かれると、「ナッツ系」「地中海料理」「ダークチョコレート」などが定番の回答です。

これらには、科学的な研究があります。
しかし、それほど強い根拠は得られていません。

食べ物ではなく、運動が脳のサプリになります。

  • 子どもは、学習能力を改善します。[※参考文献1]
  • 高齢者は、認知機能を改善します。[※参考文献2]

雨の日、育児などで、どうしても外に出られない場合があります。
そのとき、室内の運動が役に立ちます。

踏み台昇降運動がベスト

室内の運動は、様々な方法があります。

  • その場で足踏み運動
    運動負荷が少なく、道具は不要です。しかし単調すぎて、継続が難しくなります。
  • エクササイズのビデオ
    運動負荷が多いですが、こちらも継続が難しくなります。
  • 足踏みステッパー
    中程度の運動負荷、いずれは油圧の交換が必要になります。
  • エクササイズのゲーム
    運動負荷が多く、継続できる工夫がされています。それでも始めるまでに、意志が必要です。
  • ランニングマシーン
    運動負荷が多く、ビデオを見ながらだと、継続できます。騒音、大きさなどが問題となります。
  • 踏み台昇降運動
    運動負荷が多く、ビデオを見ながらだと、継続できます。安価で効率が良く、オススメします。

踏み台昇降運動は、高い運動負荷にも関わらず、安価で試すことができます。

ステップ台の選び方

私が購入したのは、以下のステップ台です。

値段が少し高めですが、当時は選択肢が少なかったのです。
今では、もっと安価なステップ台が買えます。

以下は、値段が安いにも関わらず、世界中で売れているタイプです。

ちょうど良い台があれば、代替もできますが、おすすめはできません。
しっかりした作りでなければ、ずれたり危険です。

手が届かない場所など、台としても使えるのでコスパは高いです。

高さ調整が必須

ステップ台は、高さ調整が必須です。
10cmだと、ほとんど段差がないので、ウォーキングと同等レベルの負荷です。

20cmだと、非常に負荷が高くなります。
20分程度で大量の汗がでます。

ちょうど、高尾山をハイキングしている感覚です。

続ける方法

テレビやビデオを見ながら、踏み台昇降運動をすれば、継続することができます。
私は、アマゾンプライム・ビデオに入っているので、ドラマ、映画、アニメなどを見ながら、踏み台昇降運動をしています。
アニメだと、ちょうど1日22分のノルマをクリアできます。

何もせずに、ドラマやアニメを見るのは、時間がもったいないです。
別途、NHKオンデマンドを契約すれば、「あまちゃん」などの朝ドラを見ることができます。

こうしないと、続けることができませんでした。

踏み台昇降運動のメリット・デメリット

踏み台昇降運動のメリット・デメリットをまとめます。

腰痛に注意

踏み台昇降運動は、高尾山をハイキングする程度の感覚です。
一応ですが、登山です。

その分、腰には負担が掛かります。
腰痛がある人は、ウォーキングにしてください。

不安な人は、10cmの高さから始めましょう。

ウォーキングよりも、効果が高い

階段の上り下りは、フィットネスの効果が高まります。
フィットネスとは、肉体的・健康的に望ましい状態です。

エレベーターを使わない」という人は多いですが、科学的な根拠が得られています。[※参考文献3]

階段がない場合、踏み台昇降運動は代替になります。
したがって、踏み台昇降運動はウォーキングよりも、効果が高い運動です。

ダイエットは、それほど期待できない

踏み台昇降運動がダイエットになるかは、少し疑問です。
30分150キロ前後のカロリー消費です。

もちろんウォーキングよりは、はるかに短い時間でカロリーを消費します。
普段から忙しい人にとっては、時間に対する効果が高いです。

1日1万歩の必要はない

ほとんどの人は、通勤や仕事で1週間150分の運動をクリアできています。
昔から、1日1万歩と言われていますが、科学的な根拠が得られたのは最近です。

結局、1万歩も必要はありませんでした。
7,500歩から、フィットネスのメリットを受けられます。[※参考文献4]
歩数を増やしてもダイエットには繋がりません

1日1万歩は、1964年の東京オリンピックから世界に広まりました。
科学的な根拠がなく、海外では商業的なキャッチコピーだったと言われています。
ただし、1万歩以上でも、フィットネスのメリットはあります。

ステッパーはどうですか?

似たような室内運動で、ステッパーがあります。

これも優れた運動器具ですが、1つだけ難点があります。
油圧を使うので、いつかは交換が必要です。

そのため、ショップジャパンなどの信頼できる販売元から購入したい所です。
部品交換を想定して、買いましょう。

あとは、動作音が気になる人もいます。

踏み台昇降運動のステップ台は、値段が安く、ずっと使えます。
それでいて音もないので、先に購入して試すには、ステップ台の方が良いでしょう。

ステップ台は、ちょっとした踏み台としても使えます。
あなたの身長に、20cmをプラスします!

参考文献

  1. Evaluating the Associations between Physical Activity, Weight Gain and Academic Attainment in Primary School Children
  2. Exercise for cognitive brain health in aging
  3. Do stair climbing exercise “snacks” improve cardiorespiratory fitness?
  4. The Impact of Step Recommendations on Body Composition and Physical Activity Patterns in College Freshman Women: A Randomized Trial