【鬼滅の刃】炭治郎、善逸、伊之助の能力を科学的に分析!

鬼滅の刃と科学

最近、鬼滅の刃というマンガが話題になっています。
私もアマゾンプライムで、一気に見てしまいました。

描写が非常に美しく、アニメがここまで進化しているのに驚きです。
ストーリーやキャラクター、設定も面白いです。

鬼滅の刃」の主人公たちは、スーパーセンスを持っています。
スーパーセンスとは、超越した感覚です。

私たちは、人の感覚について、何を知っていて、何を知らないのでしょうか?
登場人物ごとに、感覚の科学について説明します。

私たちは、視覚に頼りすぎています。
しかし、背中に目はないのです。

炭治郎の能力について

炭治郎(たんじろう)は、超越した匂いの感覚を持っています。
嗅覚が優れているのです。
鬼と人間を、嗅ぎ分けることもできます。

この能力は、戦闘において有利です。
相手の場所や、気配を読み取ることができます。
マンガとして、面白さの演出にもなっています。

超越した嗅覚を持っている人は、たくさんの香りから、特定の香りを見つけることができるのです。

人間の嗅覚は、他の感覚と違って、特殊です。

匂いは、鼻から入力されて、脳で処理をします。
まず最初に、匂いの情報は、感情を処理する場所に運ばれます。[※]

  • 扁桃体という脳の領域です

次に、記憶の領域に運ばれます。[※]

  • 海馬という記憶や、学習に使う脳の領域です

「嗅覚以外の感覚は?」というと、脳の司令塔である視床に運ばれます。
匂いだけ、感情と記憶に、直接アクセスしているのです。
したがって嗅覚だけは、特別扱いです。

匂いは、感情と記憶に直結している

匂いは、感情を変えることができます。
前述のように、感情や記憶にアクセスするからです。

フレッシュミントの香りは、頭がスッキリするだけでなく、すがすがしい気分になります。
バラの香りは、ロマンチックな感情になります。

主人公である炭治郎も、感情的です。
優しくて、ときに熱い性格です。
嗅覚が優れている」というスーパーセンスと、主人公の性格がとても合っています。

また、嗅覚に関するユニークな研究報告があります。

  • 「恋人が着た服の匂いを嗅ぐと、幸せな気分になれる」という研究報告。[※参考文献1]
  • 「恋人が着ているシャツの香りで、睡眠が改善される」という研究報告。[※参考文献2]

鼻がきく炭治郎にとって、妹の存在は、とても重要だと分かります。

匂いと記憶

匂いは、ナビゲーションの役割も持っています。
私たちは、焼きたてのパンや、コーヒーの香りにつられて、気がつけば店に入っています。
匂いによって、誘導されているのです。

また、異臭は危険を知らせてくれます。
危険から身を遠ざけることができます。

さらに匂いは、場所の記憶を思い出すこともできます。
海の近くで育った人は、海の匂いで、懐かしい気分になります。
これは、匂いと記憶が、強力に結びついているからです。

おそらく炭治郎は、一度でも嗅いだ匂いを忘れることはないでしょう。

善逸の能力について

善逸(ぜんいつ)は、非常に人気のあるキャラクターです。

作中では、幼少期、カミナリに撃たれ、金髪になっています。
本来、髪の色は、生まれつきの遺伝です。

ヨーロッパでは、金髪から黒に変わる人もいます。
(黒から金髪になるパターンは、なかなか見つかりません)

そんな善逸は、聴覚のスーパーセンスを持っています。

見えないものは、聴くことができる

背中には、目がありません。
したがって、後ろを知るには、聴覚が必要です。

天敵が後ろから近づいても、音を聴けば、素早く逃げることができます。
聴覚は、目に見えないものを知るのに必要です。

音はナビゲーションというより、警戒の役割を持っています。
そのため脳の処理も、優先順位が高くなります。

耳が良すぎると大変

善逸は、非常に優れた聴覚を持っています。

他人よりも、聴覚が優れているせいか、臆病な性格です。
そして、非常に困ったことがあります。

それは、耳を遮断するのが難しいことです。
視覚であれば、目を閉じるだけで、見なくて済みます。
もしくは、背を向けるだけでも良いのです。

耳だけ制御が難しいのです。
そのため、寝ているときも、音が襲ってきます。
(善逸に、寝込みを襲うのは、得策ではありません)

あまりに耳が良いと、こういった悩ましい問題があります。

また、善逸は、主人公の炭治郎と比べて、性格が真逆ですが、友だち思いの一面があります。
相手の持っていない部分を補うことは、良いチームプレーができることを意味します。

伊之助の能力について

伊之助(いのすけ)は、イノシシのお面を被った少年です。
プライドが高い分、自分の弱さを知ると、極端に落ち込んでしまう一面もあります。

彼は、イノシシに育てられました。

現実世界でも、「動物に育てられた」という子どもが、発見されています。
全て真実かどうかは疑わしいですが、共通点があります。

それは、発見された全ての子どもにおいて、「人間社会に溶け込むのが難しい」という現実です。
言語が発達する年齢に、言語を覚える必要があるのです。
幼少期の環境は、やはり重要なのでしょう。

触覚が優れていること

伊之助は、触覚に優れています。
上半身が裸なのは、風や空気から感覚を読み取るからです。

人間で敏感なのは、手や顔です。
それ以外の箇所は、鈍感です。

触覚を計る方法があります。

目隠しをして、鉛筆(先の尖っていないもの)を2本同時に、当ててもらってください。
そして、2本の間隔を狭くしてください。
(くれぐれも、刺さらない物を使ってください)

手や頬だと、鉛筆が2本だと分かります。
しかし、背中や肩だと、1本か2本か分からなくなります。
背中の場合、4cm以上離さないと、2本だと感じません。

私たちの触覚は、思っていたよりも、頼りになりません。
と言うより、視覚に頼りすぎています。

動作は視覚によって計画される

私たちは、段差に気づかないときがあります。
一瞬でバランスを崩すので、あせりますよね。

単に、段差が見えてないからです。
段差が見えていれば、筋肉を調整して、何ごともなく、歩くことができます。

さて、VRゴーグルを付けて、映像は登り坂、現実は下り坂の場所を歩くと、どうなるでしょうか?
実際に試した実験があります。[※参考文献3]

やはり、視覚と触覚が合わないので、混乱します。
人間は、目で見たものに対して、体を動かしているからです。

しかし、慣れるとどうでしょうか?
実験の参加者らは、視覚に頼らないことで、坂道を下ることができました。
触覚だけで、現実世界の環境に適応できたのです。

もし、視覚がニセモノであっても、触覚が鋭い人なら、克服することができます。

アニメは6巻まで

現在、マンガの1巻から6巻までが、アニメ化されています。
7巻以降の内容は、映画化の予定です。

鬼滅の刃という作品は、内容も面白いのですが、マーケティングにも力を入れているようです。
週刊少年ジャンプに連載されていることもあって、ターゲット層を広めようとしているかもしれません。

実際に、ワンピースを見たことがない人、ドラゴンボールを見たことがない人は、たくさんいます。
世代による損失はもったいないので、面白いマンガが広まるのは、喜ばしいことです。

私は、アニメよりもマンガを好むので、7巻以降は単行本で買う予定です。
マンガは、自分の時間感覚で読めて、私は静止画の絵が好きです。
声優の演技や、映像が好きな人は、おそらくアニメを好むでしょう。

参考文献

  1. Olfactory cues from romantic partners and strangers influence women’s responses to stress.
  2. Smelling your lover’s shirt could improve your sleep
  3. Seeing Gravity: Gait Adaptations to Visual and Physical Inclines – A Virtual Reality Study
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